-メリロート-


メリロート

メリロートの効果効能

メリロートはヨーロッパからアジア、日本に自生するマメ科の2年草の植物です。メリロートを乾燥させたハーブは甘い香りがあり、別名「スートクローバー」とも呼ばれています。

この甘い香りはポリフェノール(ファイトケミカル)の1種の「クマリン」で、桜の葉やニンジン、パセリ、モモ、フジバカマ(秋の七草)などにも含まれています。

メリロートはヨーロッパではハーブ療法で、目や胃腸に薬草として用い、甘い香りがするため香水やアロマテラピーにも利用されています。


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クマリンの効果

メリロートの有効成分クマリンは静脈の圧力を下げて血液循環を改善したり、リンパ液が細胞から外に漏れないようにする作用がありますので、手足のむくみや血行不良からくる冷え性、静脈瘤や血栓症などに効果があるとされています。

メリロートのセルライトへの効果?

良くメリロートで「セルライト」が予防できると言われていますが、この「セルライト」とは健康食品業界や美容業界でのみ使われる用語で、医学用語には無く医学的に存在は確認せれていません。足やピップの部分にできた「セルライト」とされる脂肪は体のその他にある脂肪と、まったく同じですので、この「セルライト」という言葉に惑われないように注意してください。またクマリンには脂肪分解の作用はありません。

メリロートで改善が期待できる症状

むくみ(浮腫)冷え性

メリロートの有効成分

クマリン


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メリロートの飲み方

過剰摂取すると肝機能障害を引き起こす事がありますので、ヨーロッパでは1日の有効成分のクマリン摂取量を体重1kg当たり0.1mgとするようにと定めていますので、例えば体重60kgの方は1日あたり6mgとなります。

また有効成分のクマリンは抗血栓薬のワルファリンの作用を強める可能性があるので注意が必要です。

肝臓に障害のある方や妊婦、授乳中の方は使用しないでください。また長期の服用は避けてください。


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冷え性の治療ガイド

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冷え性/健康

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